前回、二度にわたって紹介したエールフランスのポスター。
そのモティーフとなった作家、ジョルジュ・マチューについてもう少し詳しくマダムから話を聞くことができました。
僕も感心したように、「よくこんな自由なポスターがつくれたなー」っというのは、やはり時代背景がありました。
当時は彼のように「画家」が広告界に姿を現すことは珍しくなく、企業と画家の接点が強かったんですね。
他には「アフィシスト」というカテゴリーが出来るくらいポスター専門のペインターがいました。
特に60、70年代はそれが一番盛んだった時期と言われています。
んんーなんという生き生きした時代でしょう!今はなんとなく「画家」の立場が陰気くさいものになっているように感じます。海外はまだそうでもないのですが、ここニッポンは残念ながらその傾向が強い。。
日本でもこの時代には企業と画家の接点は強かったのですがこれについてはまた別の機会に取り上げようと思います。
さて、なぜ60、70年代のポスターがこうも生き生きとしているかというと、一つのポスターの企画がアートディレクター、アーティスト、グラフィックデザイナーというチームで進められていたからなんですねー
こういう話がマダムから聞けるのが面白くてしかたがないです。
まだまだポスター初心者のタっちゃんとしてはもっと知りたい分野になってきています@_@
タっちゃん