前回思わず声が出てしまうほどかっこいいニコンのポスターを紹介しましたが、そのニコンポスターの下にはまたニコンポスターが@_@
僕は2度そのかっこよさにあっと驚きました。
この時代のポスターは今のようなドットで見せるオフセット印刷技術ではなくリトグラフやシルクスクリーンという版画の手法で生産されていました。
「*リトグラフ
平版を代表する版種。石灰岩、亜鉛版、木版等の平らな板上で、水と油の反発作用を利用して印刷する方法。元来、リトグラフは石版画を意味しており、1970年代頃まで実際に石灰岩を使用することも多かったが、現在は殆ど金属板になっている。また、日本独自の技法として木版を使用することもある。 」
「*シルクスクリーン
孔版の一種。シルクの布目を利用して、膠質の液体を塗り、版をつくる方法。
60年代にアメリカで開発された技法。フランス語ではセリグラフ。」byマダム
この作品はシルクスクリーン。
なのでよぉーくポスターの表面をみるとインクと紙との微妙な凸凹が見えます。
うーん。。分かんないですよね?
でもこの独特の凸凹が造る画面の色は非常に味があってなんとも言えない哀愁が漂っております。うん。
もちこのデザインも亀倉雄策様。
たっちゃん