4月開催予定の安曇野での万華鏡展のリストを用意していると、突如
揺れが始まり、最初はすぐ収まるとたかをくくっていると、だんだん激しくなり
これは、普通と違うとスタッフ(今日は、社長以外のタッチャン、山本さん、
南さんの全員がそろっていました)一同事務所をでて、万華鏡を点検しはじめたところ、一層揺れが激しくなり、あわてて階段から外にでると、あちこちのビルから人がでて、まるで銀座祭りのような賑わいになりました。
外から見ると、ビルのガラスが何枚も割れていて、豪さんの後ろの
ガラスにも大きなひび割れが入っていて驚きました。
携帯のニュースで三陸沖に起きた地震の影響ということがわかりましたが、
一時間ほど、寒空のしたで地震の収まるのをまってやっと事務所に戻り、
万華鏡を点検したところ、幸い大型の万華鏡はじめ多くが無事でほっと
しました。
それにしても、今は夜8時ですが、他のビルの明かりもまだついていて、
交通がすべて絶たれているため、どこも残業せざるを得ないのかもしれません。
南さんも山本さんも実家が都心のため、歩いて帰るということで先ほど退社。残るはタッチャンと私のふたり。今夜中に電車に乗れることを願うばかり。
それにしても、いざという時こんなに携帯が通じないものかと、もう少し
なんとかならないものかと思うばかり。でも、ドコモは、まったく通じなくて
絶望的気分だったが、突如山本さんの携帯に電話がかかり、なんと
豪さんからの電話。AUなら通じる事がわかり、山本さんに電話したとのこと。無事がわかりほっとしたものの、今も尚余震が続き今夜は、画廊泊の可能性が強い。
それにしてしても、スタッフ一同揺れのなかを、万華鏡をかばうため、逃げる
ことよりかたずけることを優先したため、絵も万華鏡も無事でした。
スタッフのみなさんに感謝します。