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Galerie vivant アートブログ~空のように自由に~

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2011年3月23日水曜日

ドイツに避難?

震災にあわれた方々に、心よりお見舞い申し上げます。
11日にブログを書いていたころは、この地震の規模がわからず、翌朝家に帰ってはじめて、その驚異的な破壊力と被害を知った。
翌日から、海外の知人からの安否を気遣うメールが届きはじめた。
こういう時には、世界中みんな心配しているということがよく分かりうれしく、
感謝の気持ちで一杯になった。
先日、30年ぶりにネットで再会したドイツのエヴァからはメールがこないななど、勝手におもっていると、突如一週間ほどして、URGENT.....というメールが届き、何度もメールを送ったのに返事がないという心配しているメール。無事を告げ、今は原子炉の問題が深刻化している旨を伝えると、さっそく返事があり、ドイツに避難しないかという。情報だけで判断すると部分が拡大され距離感がなくなり心配だけが加速する。心配することはないよと
返事をだしたが、実際原子炉の現場で作業する方々のことを思うと、友人のお誘いはうれしいが複雑な気分になった。

2011年3月11日金曜日

皆様ご無事でしたか?

4月開催予定の安曇野での万華鏡展のリストを用意していると、突如
揺れが始まり、最初はすぐ収まるとたかをくくっていると、だんだん激しくなり
これは、普通と違うとスタッフ(今日は、社長以外のタッチャン、山本さん、
南さんの全員がそろっていました)一同事務所をでて、万華鏡を点検しはじめたところ、一層揺れが激しくなり、あわてて階段から外にでると、あちこちのビルから人がでて、まるで銀座祭りのような賑わいになりました。
外から見ると、ビルのガラスが何枚も割れていて、豪さんの後ろの
ガラスにも大きなひび割れが入っていて驚きました。
携帯のニュースで三陸沖に起きた地震の影響ということがわかりましたが、
一時間ほど、寒空のしたで地震の収まるのをまってやっと事務所に戻り、
万華鏡を点検したところ、幸い大型の万華鏡はじめ多くが無事でほっと
しました。
それにしても、今は夜8時ですが、他のビルの明かりもまだついていて、
交通がすべて絶たれているため、どこも残業せざるを得ないのかもしれません。
南さんも山本さんも実家が都心のため、歩いて帰るということで先ほど退社。残るはタッチャンと私のふたり。今夜中に電車に乗れることを願うばかり。
それにしても、いざという時こんなに携帯が通じないものかと、もう少し
なんとかならないものかと思うばかり。でも、ドコモは、まったく通じなくて
絶望的気分だったが、突如山本さんの携帯に電話がかかり、なんと
豪さんからの電話。AUなら通じる事がわかり、山本さんに電話したとのこと。無事がわかりほっとしたものの、今も尚余震が続き今夜は、画廊泊の可能性が強い。
それにしてしても、スタッフ一同揺れのなかを、万華鏡をかばうため、逃げる
ことよりかたずけることを優先したため、絵も万華鏡も無事でした。
スタッフのみなさんに感謝します。