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Galerie vivant アートブログ~空のように自由に~

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2011年8月26日金曜日

■母の俳句と万華鏡



                「花曇り

                     卒寿に夢む

                             万華鏡」

これは、今年90歳を迎えた母が、作った俳句です。 記念に万華鏡を作って欲しいという母の
願いを託したのは、アメリカで70年代から活躍しているキャロリン ベネットさんでした。
彼女は70年代半ばから、アクリルの筒の中に綺麗な絵をいれ、置物としても楽しい万華鏡を作っていて、グッゲンハイム美術館のオーダーによるオリジナル:モンドリアンの絵をいれた万華鏡も有名です。 
                                                              母の好きな花「二人静か」と、母のポートレート、記念の手書きサインをいれ、母の好きな
紫色を使ったデザインは、タッちゃんが担当。オブッジェクトの色合いは、ベネットさんにお任せして、希望としては90という数字をいれていただくことにしました。
いろいろベネットさんと連絡を取っている間に、母から連絡があり、俳句を作ったのでこれも
箱の中にいれて欲しいといわれ、それなら筒の中のイメージに組みこんだほうがよいということに
なり、再度タッちゃんがデザインし直し、やっと完成しました。
90歳という年でも、尚達筆な筆遣い、俳句にも人生の様々な思いを込め、素敵な記念になりました。

2011年7月31日日曜日

■我が家のポスター公開2

今日はバスルームに飾ってあるポスターです。


以前にも紹介したナイーブアートのイワン ラブジン:IVAN RABUZINの展覧会ポスターです。

1965年のヴィンテージポスターです。

そんなポスターを浴室に!?

大丈夫です。完全ビニールコーティングしてますから・・

バスルームってどうしても殺風景になりません?しかも男の一人暮らしのユニットバスなんて、
ただ用をたして体をきれいにするぐらいのパンの耳みたいな存在です。

そんな空間にこんな価値のあるポスターが!
もうトイレに行くのが楽しみでしょうがありません。

ラブジンの隣の小さなシャガールとピカソの絵はコピーです。(_ _)
なんか、この浴室をお気に入りの絵でいっぱいにしたいです。


タッちゃん

2011年7月25日月曜日

■ポスター撮影2

今日は大型のポスター撮影です。

前回紹介したような撮影方法では、大きなポスターになると画面に入りきれなくなります。(ポスターを寝かせた状態で撮るため)

なので大型ポスターは壁にかけて撮影します。


こんな風に。

大きさは・・


このくらいです。1メートルを超えるポスターです。
部屋なんかに飾ると、かなり迫力がありますよ。
以前紹介した町田倉庫で撮影したサビニャックのポスターも大きかったですが、
一般家庭向きではないですよね。

このポスターはジャズフェスティバルのポスターのようですね。

シルクスクリーンで鮮やかで軽快な色使いはジャズというよりは
サンバって感じもしますが・・・

真ん中の人物は、肉付きの良いおばちゃんがハイテンションで踊っている様に見えるし。

飾って元気になりそうです。




タッちゃん 

2011年7月24日日曜日

■我が家のポスター公開

今日は恥ずかしながら我が家のポスターをちょっと紹介します。

オシャレな部屋を演出するアートポスター・・・アートと暮らすハイセンスライフ・・・・・

っと少しは宣伝になればいいのですが、
あいにくタッちゃんの部屋はそういう宣伝になるような部屋ではありません。。


永井一正さんデザインのポスターです。1986年に我がヴィヴァンのマダムが企画した
メッセージフロムトーキョーの際に制作されたヴィンテージポスターです。

ヴィンテージポスターをじか張り??

っとお声が聞こえてきそうですが。
ちゃんと壁やポスターに跡が付かない特殊な粘着シートで貼っています。

ちゃんとフレームに入れて飾りたいのですが。。そうすると壁に穴を開けないといけないわけで。。。賃貸マンションに住んでるタッちゃんとしてはそこまで思い切ることができません。。。。

ヨーロッパの方は賃貸物件でも壁を塗ろうが、絵を描こうが、穴を開けようが、やりたい放題です。その代わりに退室する時は壁をペンキで白く塗って出ていくのが一般的なんですね。

そういった意味でなんか日本って変にあれやっちゃダメこれもダメってところありません?
賃貸部屋だけじゃなく色々そうですよね。。。ぶつぶつ・・・

ま、自分で部屋や家買って、いいようにやってよってことなんですが。。。


それはさて置き、この永井さんのポスターは僕のお気に入りで、
毎日目の前にするポスターです。

今こんなポスター(デザイン)あります?
こうくる?って感じのデザインポスターです。それでいて飽きず、いつ見ても軽快で・・・・

ともかくアートがある空間はなんとなく気持ちが豊かになるような気がします。





 タッちゃん

2011年7月23日土曜日

■ポスター撮影

今日は土曜日。

土曜日はわたくしタッちゃんが一人の事が多いです。

万華鏡を見にくるお客様とも話せてうれしい曜日でもあります。
今日も沢山のお客様が暑い中ご来店下さいました。
うれしい限りです。

普段はショップチーフの山ちゃんがショップを担当しています。

今日も接客させて頂く傍ら、せっせとポスター撮影に励みました。ちょっとその風景を・・・

分かりますか?

ポスター保管引出しの上に上がって、ポスターを寝かせた状態で撮影しています。
ちょっとお行儀が悪いですが、効率がいいんですねー

自分の影が映らないように照明の当て具合なんかも考えて撮影してます。

後はパソコンで色や光、形を現物に近い状態にお手入れをします。

うちのヴィンテージポスターは20、30年前の古いポスターが多いので、傷や汚れがあればそれも撮影して説明を付け加えます。

長時間この体制で撮影を続けると腕がプルプル震えだして写真がぶれてしまいますので
他の作業と並行して時間配分を考えたりもしています。

しかし今日も暑かったー
汗っかきのタッちゃんは最近ジャスミン茶で水分補給しています。


タッちゃん







2011年7月22日金曜日

■パウル・クレー展


昨日、パウル・クレー展にいってきました。台風がそれて、そのなごりか風が気持ちよく吹きとても涼しい1日でした。

2011年7月21日木曜日

■アメリカ人も昔は足が短かった?

最近せかせかとポスター撮影をする、わたくしタッちゃん。
せかせかとポスターの詳細をマダムに聞きます。

あるポスターの詳細。

リトグラフだったかしら。。。オフセットだったかしら。。。でもこの時代にオフセットがあったのかなぁ。。。ぶつぶつ。。。

っとマダムは詳細を調べにポスターのもとに行きます。


そしていつものようにマダムの談話が始まります。


「アメリカ人も昔は足が短かったのねー  見てこの女優、足短めよねぇー日本人も最近若い子とかスラッとしてるわよね。 フランスも30年前はみんな足が短かったのよー」

それにノって経理のMさんが、「でも根本的に腰の位置が違う気がしますよねー。」


っとこの、たばこのポスターから話がどんどん脱線していきます。




確かに。。ポスターの女性は欧米人にしては足の長さが物足りない気が・・・・あと最近の小学生とかやけに足が長くてくやしいです。。僕も20歳遅く生まれてれば。。。っとか想像しちゃいます。 ちょっと足が長いタッちゃんを想像しちゃいました。

そうかー外国人も昔はみんな足が短かったのかなー?

・・・で、マダム。このポスター、オフセット、リトグラフどっち?




タッちゃん