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Galerie vivant アートブログ~空のように自由に~

Galerie vivant アートブログ~空のように自由に~

2011年7月31日日曜日

■我が家のポスター公開2

今日はバスルームに飾ってあるポスターです。


以前にも紹介したナイーブアートのイワン ラブジン:IVAN RABUZINの展覧会ポスターです。

1965年のヴィンテージポスターです。

そんなポスターを浴室に!?

大丈夫です。完全ビニールコーティングしてますから・・

バスルームってどうしても殺風景になりません?しかも男の一人暮らしのユニットバスなんて、
ただ用をたして体をきれいにするぐらいのパンの耳みたいな存在です。

そんな空間にこんな価値のあるポスターが!
もうトイレに行くのが楽しみでしょうがありません。

ラブジンの隣の小さなシャガールとピカソの絵はコピーです。(_ _)
なんか、この浴室をお気に入りの絵でいっぱいにしたいです。


タッちゃん

2011年7月25日月曜日

■ポスター撮影2

今日は大型のポスター撮影です。

前回紹介したような撮影方法では、大きなポスターになると画面に入りきれなくなります。(ポスターを寝かせた状態で撮るため)

なので大型ポスターは壁にかけて撮影します。


こんな風に。

大きさは・・


このくらいです。1メートルを超えるポスターです。
部屋なんかに飾ると、かなり迫力がありますよ。
以前紹介した町田倉庫で撮影したサビニャックのポスターも大きかったですが、
一般家庭向きではないですよね。

このポスターはジャズフェスティバルのポスターのようですね。

シルクスクリーンで鮮やかで軽快な色使いはジャズというよりは
サンバって感じもしますが・・・

真ん中の人物は、肉付きの良いおばちゃんがハイテンションで踊っている様に見えるし。

飾って元気になりそうです。




タッちゃん 

2011年7月24日日曜日

■我が家のポスター公開

今日は恥ずかしながら我が家のポスターをちょっと紹介します。

オシャレな部屋を演出するアートポスター・・・アートと暮らすハイセンスライフ・・・・・

っと少しは宣伝になればいいのですが、
あいにくタッちゃんの部屋はそういう宣伝になるような部屋ではありません。。


永井一正さんデザインのポスターです。1986年に我がヴィヴァンのマダムが企画した
メッセージフロムトーキョーの際に制作されたヴィンテージポスターです。

ヴィンテージポスターをじか張り??

っとお声が聞こえてきそうですが。
ちゃんと壁やポスターに跡が付かない特殊な粘着シートで貼っています。

ちゃんとフレームに入れて飾りたいのですが。。そうすると壁に穴を開けないといけないわけで。。。賃貸マンションに住んでるタッちゃんとしてはそこまで思い切ることができません。。。。

ヨーロッパの方は賃貸物件でも壁を塗ろうが、絵を描こうが、穴を開けようが、やりたい放題です。その代わりに退室する時は壁をペンキで白く塗って出ていくのが一般的なんですね。

そういった意味でなんか日本って変にあれやっちゃダメこれもダメってところありません?
賃貸部屋だけじゃなく色々そうですよね。。。ぶつぶつ・・・

ま、自分で部屋や家買って、いいようにやってよってことなんですが。。。


それはさて置き、この永井さんのポスターは僕のお気に入りで、
毎日目の前にするポスターです。

今こんなポスター(デザイン)あります?
こうくる?って感じのデザインポスターです。それでいて飽きず、いつ見ても軽快で・・・・

ともかくアートがある空間はなんとなく気持ちが豊かになるような気がします。





 タッちゃん

2011年7月23日土曜日

■ポスター撮影

今日は土曜日。

土曜日はわたくしタッちゃんが一人の事が多いです。

万華鏡を見にくるお客様とも話せてうれしい曜日でもあります。
今日も沢山のお客様が暑い中ご来店下さいました。
うれしい限りです。

普段はショップチーフの山ちゃんがショップを担当しています。

今日も接客させて頂く傍ら、せっせとポスター撮影に励みました。ちょっとその風景を・・・

分かりますか?

ポスター保管引出しの上に上がって、ポスターを寝かせた状態で撮影しています。
ちょっとお行儀が悪いですが、効率がいいんですねー

自分の影が映らないように照明の当て具合なんかも考えて撮影してます。

後はパソコンで色や光、形を現物に近い状態にお手入れをします。

うちのヴィンテージポスターは20、30年前の古いポスターが多いので、傷や汚れがあればそれも撮影して説明を付け加えます。

長時間この体制で撮影を続けると腕がプルプル震えだして写真がぶれてしまいますので
他の作業と並行して時間配分を考えたりもしています。

しかし今日も暑かったー
汗っかきのタッちゃんは最近ジャスミン茶で水分補給しています。


タッちゃん







2011年7月22日金曜日

■パウル・クレー展


昨日、パウル・クレー展にいってきました。台風がそれて、そのなごりか風が気持ちよく吹きとても涼しい1日でした。

2011年7月21日木曜日

■アメリカ人も昔は足が短かった?

最近せかせかとポスター撮影をする、わたくしタッちゃん。
せかせかとポスターの詳細をマダムに聞きます。

あるポスターの詳細。

リトグラフだったかしら。。。オフセットだったかしら。。。でもこの時代にオフセットがあったのかなぁ。。。ぶつぶつ。。。

っとマダムは詳細を調べにポスターのもとに行きます。


そしていつものようにマダムの談話が始まります。


「アメリカ人も昔は足が短かったのねー  見てこの女優、足短めよねぇー日本人も最近若い子とかスラッとしてるわよね。 フランスも30年前はみんな足が短かったのよー」

それにノって経理のMさんが、「でも根本的に腰の位置が違う気がしますよねー。」


っとこの、たばこのポスターから話がどんどん脱線していきます。




確かに。。ポスターの女性は欧米人にしては足の長さが物足りない気が・・・・あと最近の小学生とかやけに足が長くてくやしいです。。僕も20歳遅く生まれてれば。。。っとか想像しちゃいます。 ちょっと足が長いタッちゃんを想像しちゃいました。

そうかー外国人も昔はみんな足が短かったのかなー?

・・・で、マダム。このポスター、オフセット、リトグラフどっち?




タッちゃん







2011年7月18日月曜日

■町田倉庫にて

昨日はポスターや版画などが大量に眠っているヴィヴァン町田倉庫にて撮影をしました。

日曜日なのに働き者のタッちゃん。家から2時間の小旅行で町田倉庫に到着です。


今日はサビニャック(レイモン・サヴィニャック:Raymond Savignac)を中心にもくもくと撮りまくりました。

一枚一枚取り出し、壁に設置、照明やカメラの位置を調整、撮影、痛んだ部分や文字情報も細かく撮って全体のサイズも毎回測ります。(この後パソコンでの作業になります。)

もくもくと楽しみながらも一つ一つこなしていきます。


写真はちょうどサビニャックのヴィンテージポスターですね。
折り目や破れがあって痛んでいますが当時の貴重なオリジナルポスターです。

ちょっと撮影で散らかって見える倉庫ですが、地下で温度は一定?除湿器+24時間扇風機で湿気対策、管理しています。二日おきにマダムもチェックに入るヴィヴァンの核でもある倉庫です。


さて今日の山場。大型のサビニャックポスターの撮影です。


手に持っているのはペットボトルです。。大きさを比較したかったんですが、分かりにくい?
ともかく160センチ程ある大型ポスターです。成人女性が二人並んだぐらいの大きさですね。

個人的には全部一人でやらないと気が済まないタッちゃんですが、これ以上大きいポスターになると
お手伝いが必要になるでしょう。

気づけば日も沈み暗くなっていました。

行きと帰りの電車で一冊の本が読めました。原田宗徳さんの「ハラダ発ライ麦畑経由ニューヨーク行き」。終始電車の中でニタニタしていました。面白しろいです。

タッちゃん





2011年7月17日日曜日

■ポスター小品展開催中です!


ただ今、ヴィヴァンではポスター小品展を開催中です!
ホームページや看板で使っている
このうさぎのポスター、

ベルギー出身のフォロンの作品です。この作家、思わず ニヤッとしてしまう作品を描きます。



エジプトのスフィンクスでしょうか。静かにして欲しいようです。


ちょっと、みょうがっぽくて美味しそうにみえるのは、わたくしだけでしょうか。。


っとすぐれたセンスとユーモアで世界中にファンをもつ巨匠イラストレータです。

今回の展覧会にも何点かフォロンを展示してますので是非銀座にお立ち寄りの際にはお越し下さいませ。


タッちゃん

2011年7月16日土曜日

■目を奪われたポスター

最近わたくしタッちゃんはポスター撮影に追われています。7月終わりから販売サイトでポスターや版画特集を大々的に予定しているからです。

ペースとしては毎日10点撮影、ページつくり、アップを目標にしています。

7月終わりまでには100点ぐらいアップしたいです!

掘れば掘るほどわんさか出てくるポスター達・・・・


さて今日は目を引くポスターを発見・・



イワン ラブジン:IVAN RABUZIN のポスター。

この爽やかでどこかあどけなく踊るような風景が印象的です。

パラダイスのようでどこか一定の距離感を保ち続けている様なたたずまいを感じました。

これまた一目惚れしてしまいました。

イワン ラブジンは素朴派(ナイーブ アート)の作家です。

ナイーブアート・・・わたくしタッちゃんは、この素晴らしいアートの事がしばらく頭から離れておりました。

ドイツにいた頃、僕の描いた絵を見たある人が、「ナイーブアートみたいだね。」

っといってクロアチアにあるナイーブアート美術館のパンフレットを見せてくれました。素晴らしい!と感動したのがナイーブアートとの出会いでした。

説明しますと・・・・

一般には、画家を職業としない者が、正式の教育を受けぬまま、絵画を制作しているケースを意味する。すなわち、その者には別に正式な職業があることが多い。

素朴派の作品は、対象を写実的に描写した、具象的な絵画であることがほとんどであることから、一般的には前衛性がないが、例えば、アンリ・ルソーの一部の作品などについては、前衛的な要素(幻想性等)を認める考え方も強い。

・・・すいません。ヴィキペディアからの引用です。最近ではどうもこの意味だけにとらわれず使われている言葉のようです。日本ではちぎり絵で有名な山下清っていうとわかりやすい?興味のある方は検索してみてください。「ナイーヴ・アート」(Naïve Art)


しかしこの僕の絵をナイーブアートみたいだねっと言った彼、

本音は

「美術をやっている人の絵とは思えないね。」

なのか

「素晴らしく自由でイキイキした絵だね。」

どちらの意味で言ってくれたのかドイツ語だったのもあり、定かではありません。汗




タッちゃん

2011年7月15日金曜日

■ レイモン・サヴィニャック



わたくしタッちゃんもマダムも最近めっきりブログ更新を怠けておりました(@_@)


サヴィニャックのポスターです。先日発見、販売サイトにアップしたところしばらくして売れました。
日本でもサヴィニャックは人気が高いですねー

レイモン・サヴィニャック(Raymond Savignac)は独学でデザインを学び、1935年からヴィヴァンでも多く所有しているポスター作家カッサンドルの「アリアンス・グラフィック」で彼の指導でポスターを描き始めました。1949年になってモンサヴォン社の牛乳入り石鹸の広告で成功を収めます。
もう少し詳しいことはマダムに聞いてみる事にしましょうー

っと思ったらいつものように何も言わずにお外に行かれていました。

しかしこのポスターボロボロです。。買った当初からこうなのか保管のせいか。。。うーん・・

っと思っているところマダム登場。

ふむふむ。なにやら当時フランスの地下鉄に実際張られていたもののようです。
よく見ると左下に切手のようなものが張っていますが・・・・

これはポスターを地下鉄に張る業者に渡った際の引き渡し印のようなものだそうです。
さすが・・・かなり貴重です。お買い上げ下さったお客様もお目が高かった訳です。

まだ町田倉庫に大型サヴィニャックポスターがあるということで、近々撮影に向かいます。
またレポートします。




たっちゃん